読書感想文

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AX BOOK おジャ魔女どれみ 1
書名おジャ魔女どれみ 1
著者-
発行所株式会社 ソニー・マガジンズ
ISBN 4-7897-1526-4

 「どれみ熱」正しくは「はづき熱」が出るきっかけになった本。
 私は元々「夢のクレヨン王国」のファンで、その延長としてどれみを観るようになったわけだが、最初はそれほど熱中していたわけではなかった。
 というのも、クレヨン王国のエキセントリックな雰囲気に比べると、どれみはあまりにも「普通」であったからだ。(それでも一回も欠かさず観てはいたが)
 しかし、この本を読んであらためて、面白い、というか良くできているなーということを思い知らされた。
 特に藤原はづきのキャラクターがすごい。優等生、一般からはずれたギャクセンス、普段はものしずかで影が薄いが、いざとなると最も過激な行動に出る等々、魅力的な要素に満ちている。さらに2001/02/18現在、6人いるおジャ魔女のなかで彼氏がいるのも唯一はづきだけだ。

 この本は無印から#への切り替わりの時期に出たもので、無印の1話から24話までのダイジェストと設定資料、およびプロデューサーへのインタビュー、声優のトークで構成されている。
 関プロデューサーへのインタビューは非常に勉強になる。やはりすごい作品を作る人はすごいと思った。
 声優のトークについては異論のある人は多いと思うが、私は声優がその作品について(特にキャラクターの立場で)多くを語るのはあまり好きではない。作品を観る時に先入観として声優のイメージが入ってしまうからである。
 (以前どこかで「演劇のカーテンコールというのは作品の余韻をぶち壊す」という意見を聞いたことがあるが、まさにそのとおりだと思う)
 とりあえず、はづきの声優の秋谷智子がすごく背が高い人だったというのが意外だった。

 この本は1だけ出ているが2以降は多分ないのだと思う。少なくとも設定資料集は別の小さな版のものが「無印」「#」ともに出ているし、フィルムブックとしてはSBアニメコミックス おジャ魔女どれみが別途出版されている。

 ところで、この本の表紙のはづきっちはかわいさ爆発である。

2001/02/18

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 上に書いた「2はない」というのは間違いであり、AX BOOK おジャ魔女どれみ 2は存在する。
 この本に関する情報は、fj.rec.animation に「も〜っと!おジャ魔女どれみ」のレビュー記事を書かれているgoto.shinichiro氏から2001/03/21にいただいた。
 実に10カ月もの間、私は2の存在を知らずにいたことになる。

2001/03/25

AX BOOK おジャ魔女どれみ 2
書名おジャ魔女どれみ 2
著者-
発行所株式会社 ソニー・マガジンズ
ISBN 4-7897-1585-X

 というわけで2である。

 本の構成は1と同様で、無印の後半25話から51話までのダイジェスト、声優のトーク、スタッフインタビュー、設定資料、となっている。
 スタッフインタビューは佐藤順一・五十嵐卓哉シリーズディレクターへのもので、ウラ話など非常に面白い内容である。特に「藤原はづき」というキャラクターをつくり出したのが五十嵐卓哉であることを知ることができたのは収穫だった(ファンの間では周知のことらしい)。また、「瀬川おんぷ」のキャラクターがつくられていく過程についての話も興味深い。
 無印後半でのサブキャラクターの中心はおんぷであり、この本でも相対的にはづき、あいこの扱いは少なくなっている(1巻とのバランスもあるだろうが)。その反動からか、私のようにおんぷの存在に対してなにか含むところがあった「はづき(あるいはあいこ)ファン」は多かったのではなかろうか。

 私はおんぷのファンではないが、話の構成上でのおんぷのキャラクターというのは好きである。なぜなら無印でのおんぷは「善人」ではないからだ。
 無邪気な善人ばかりだった主人公の周辺に、初めて現れた狡猾な小学生というのがおんぷであり、これによって話は面白くなった。その意味で、終盤に近付くにつれて次第に善人化し、#で「良い子」になってしまったおんぷには魅力が乏しくなったように感じられる。

 善人ばかりの小学生というのは、リアリティーという面では問題があると思う。しかしそれは、この本の中でシリーズディレクターたちが語っている、「あくまでも子供をターゲットとした演出」というコンセプトによるものなのだろう。
 当初おんぷのカラーは「黒」という案もあったそうだが、それを最終的には善悪が曖昧な「紫」にしたというあたりからも深い計算が読みとれる。

2001/03/25

SBアニメコミックス おジャ魔女どれみ
書名SBアニメコミックス おジャ魔女どれみ 1-6
著者-
発行所ソフトバンク パブリッシング株式会社
ISBN 4-7973-1448-6
ISBN 4-7973-1449-4
ISBN 4-7973-1450-8
ISBN 4-7973-1451-6
ISBN 4-7973-1452-4
ISBN 4-7973-1453-2

 無印どれみのアニメコミックス。ただし全話収録されておらず、コミックになっているのは全51話中24話。残りのうち一部は「マジョリカのおジャ魔女教育日記」としてあらすじだけが載っている。

 印刷物としてあらためて各話の絵を観ると、作画の違いが良くわかって面白い。
 私はどうしてもはづきに目がいってしまうし、はづきメインの話に注目しがちなのだが、生田目康裕作画監督の「11話 早起き少女まりなと心の花束」の絵が非常に好きである。また、このアニメコミックスには収録されていない「19話 はづきちゃん誘拐される!」も好きな話であり、これも生田目康裕作画監督となっている。
 少々「濃い」感じの絵だが、個人的にははづきのキャラクターに合っていると思う。
 また、あいこは青山充作画監督の絵の時に魅力的に描かれていると思う。

 ところでこの本、コマによって画質が違っているのは何か意味があるのだろうか。ビデオ画面をキャプチャーしたようなあきらかに汚いコマがいくつかあり、少し気になる。

2001/02/18

SBアニメコミックス おジャ魔女どれみ#
書名SBアニメコミックス おジャ魔女どれみ# 1-2
著者-
発行所ソフトバンク パブリッシング株式会社
ISBN 4-7973-1589-X
ISBN 4-7973-1590-3
継続
 どれみ#のアニメコミックス。無印同様全話収録されてはいない。無印では一巻につき4話だったが、今回は3話ずつになっており全体の1/3程度の収録となっている。残りのうち一部は「MAHO堂 想い出アルバム」としてあらすじだけが載っている。

 今回は無印に比べるとコマ割りがかなりコミックっぽくなっており、画質も全体としてきれいなのだが、やはりところどころに汚いコマがあるのが残念だ。

2001/04/03

DiGiCharat POSTCARD BOOK
書名デ・ジ・キャラット ポストカードブック
著者-
発行所株式会社 学習研究社
ISBN 4-05-602496-0

 この本は画集のようなものなので「読書」というわけではないのだが、この文章を書いている時点(2001/02/15)で一番最近買った本ということで載せた。

 山川吉樹という人を最初に知ったのは、劇場版アキハバラ電脳組「2011年の夏休み」である。
 ちなみに「原画」とか「作画監督」という概念は、TV版アキハバラ電脳組を観ることによって知ることができた。というか、知らずにはいられなかった。
 「2011年の夏休み」での山川吉樹の絵に対する印象は、「TV版の川嶋恵子さんのほうがよかったな」程度のものだったが、DiGiCharatを観てファンになった。
 DiGiCharatの魅力にはいろんな要素があるだろうが、やはり崩した絵のでじこの魅力というのが大きいと思う。
 とりあえず、私にとってのでじこの絵というのは山川吉樹の絵以外には考えられない。コゲどんぼの絵を見ると逆に偽物に見えてしまうのだ。

2001/02/15

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